バッグの底から出てきたレシートには、店名と金額と日付が残っています。けれど、その日に何を考えていたかまでは書かれていません。予約画面も同じです。予定は記録されていても、なぜそのメニューを選んだのか、実際にどう変わったのかは空白のままです。
acoは、その空白を一文だけ埋めます。画像を保存するだけではなく、日付、名称、金額を文字にし、「前回の仕上がりが気に入ったから」と理由を加える。それだけで、事務的な記録が美容の履歴に変わります。
原本から、三つの事実を拾う
利用日または購入日、商品名や施術名、実際に支払った金額。まずはこの三つを確認します。文字認識を使った場合も、日付の年、数字の桁、税込・税別、商品名の読み違いを目で見直します。画像にない情報は推測せず、分からなければ空欄にします。
レシートや予約画面には、住所、電話番号、会員番号、決済情報、二次元コードが写ることがあります。記録に必要な部分だけを使い、不要な情報は取り込まないようにします。
予約した日と、実際に受けた日を分ける
予約画面は未来の予定であり、施術済みの履歴ではありません。まず「予定」として登録し、来店後に実施した内容と支払額を更新します。キャンセルやメニュー変更があった時も、元の予定を消してしまわず、実際にどう変わったかを残すと経緯が分かります。
返品、返金、定期便の変更も同じです。最初の記録を消すより、変更日と内容を追記した方が、後で支出を確認する時に迷いません。
一文が、検索できない記憶を救う
「乾燥が気になった」「前回の色を再現したかった」「旅行前に整えたかった」。この短い理由はレシートからは読み取れませんが、次に同じ悩みが出た時の検索語になります。美容履歴の価値は、画像の枚数より、本人しか書けない一文にあります。
AESTORYに残す
直近一か月の資料から一枚だけ選びます。「資料を選ぶ、三項目を確認する、理由を加える、保存する」の順で十分です。過去を全部埋めようとせず、今日から同じ形で続けます。端末内で使う場合は、ブラウザーのデータ削除や端末故障に備えて定期的にバックアップを書き出してください。

