朝の窓辺で撮った一枚と、夜の洗面台で撮った一枚。並べると、後の写真の方が肌が暗く、輪郭も少し違って見えます。けれど、それは変化ではなく、光とカメラの距離が作った差かもしれません。

acoにとってビフォー・アフター写真は、良く見せるための作品ではなく、時間をまたいで同じ条件をできるだけ再現するための記録です。写真だけで効果を断定せず、その日の条件も一緒に読む。そう考えると、撮影の目的が変わります。

きれいな光より、戻ってこられる場所

窓からの光は美しく写りますが、時刻や天気で変わります。比較を優先するなら、同じ室内照明を使える場所を決め、立つ位置とスマートフォンの位置に小さな目印を付けます。毎回同じ距離、同じ高さ、同じ倍率にするだけで、写真の迷いはかなり減ります。

顔なら正面、右、左を同じ順番で撮ります。あごの高さ、表情、髪をよける位置も揃えます。爪やまつげなら、手や顔の向きを決めておく。撮影の儀式を簡単に固定すると、次回も面倒になりません。

補正は、記録の外側に置く

美肌補正、ポートレートのぼかし、色味のフィルターは、記録用の比較を難しくします。SNSに載せる写真を整えたい時は、補正前の原本を別に残しておきます。端末が自動で明るさを調整する場合は、同じカメラアプリと設定を使い続けます。

写真のそばには、撮影日、時刻、照明、メイクの有無を短く書きます。入浴直後、運動後、睡眠不足など普段と違う条件も一言あると、後から見た時に差を読み違えにくくなります。

写っているのは肌だけではない

顔写真には、部屋の様子や位置情報が含まれることがあります。鏡の反射、郵便物、家族の写真が背景に入っていないかを確認します。第三者へ見せる時は、必要な部分だけを切り出します。

AESTORYに残す

最初の写真を「基準」として保存し、同じ履歴に次の写真を追加します。使用した商品や施術日、本人が感じたことも同じ日付で残します。写真は答えではなく、経過を思い出すための一枚です。